目次第1章:エネルギー・フィラメント理論 (V5.05)

定義と射程。 エネルギーの海 (Energy Sea) は連続した背景媒体です。エネルギー・スレッド (Energy Threads) の積み重ねでも粒子の集まりでもなく、より基底にある、どこでも連結された場であり、組織化や再配置が可能です。伝播・案内・構造生成はすべてこの媒体で起こります。海は局所の伝播上限を定め、張力という方向性のある状態—「どれだけ強く、どちらへ引くか」—を担います。


I. 役割の分担:スレッド/粒子/波

エネルギー・スレッドは、条件が整ったとき海から引き出され束ねられる線状の素材で、粒子配置の原料です。安定粒子は、複数のエネルギー・スレッドが海の中で巻き付き、張力でロックされて自立化した構造です。光などの波は、海の中を伝わる張力変化であり、別の「もの」ではありません。要するに、海は担い案内し、スレッドは作り結び、波は海上を進みます。


II. 可逆な形態変換:引き出しと解糸

密度が高く、適切な張力と幾何拘束がある領域では、海は明瞭な線束へと自己組織化します(引き出し)。束が閉じてロックされれば安定粒子になります。拘束が弱まる、または強い擾乱が入ると、束や巻き付きは解けて海へ戻り、蓄えたエネルギーを擾乱パケットとして放ちます。この双方向変換は階層を変えません。海は常に基底媒体であり、スレッドと粒子は海の組織化状態です。


III. スケール層(近場から遠方へ)

エネルギーの海はスケールで層分けされますが、本質的には一つの媒体です。

同じ物理が全層で働きますが、時間・空間スケールが異なるため、「安定/可変」の観測署名は層によって違って見えます。


IV. 生きている媒体:イベント駆動のリアルタイム再描画

エネルギーの海は事象によって絶えず書き換えられます。新しい巻き付きの誕生、既存構造の解体、強擾乱の通過は、張力と連結性をリアルタイムで再配置します。活性域はしだいに「高原」へと締まり、希薄域は局所平衡へと緩みます。したがって、伝播経路・有効屈折・局所の「速度制限」は時とともに測定可能な変動を示します。


V. 主要プロパティ


VI. まとめ

エネルギーの海は、連続・連結・組織化可能な基底媒体です。伝播上限を定め、張力を担い—必要に応じて再描画します。その上で、スレッドは物質となり、粒子は結び目となり、波は遠くまで届きます。


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署名(推奨):著者:屠广林|作品:『エネルギー・フィラメント理論』|出典:energyfilament.org|ライセンス:CC BY 4.0
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版情報:初版:2025-11-11 | 現行版:v6.0+5.05